「働く」ことを考える課

「働く」ことに悩んでいる人たちに、少しでも勇気や元気を持ってもらえるように、「働く」ことを前向きに、そして色々な視点で考えていきます。

中高年の方々の働きがいについて考える

time 2017/12/27

中高年の方々の働きがいについて考える

【中高年の方々の働きがいについて考える】

 

先日、働きがいを考えるセミナーに参加してきました。

 

参加者は、ほぼ中高年でした。

出世競争から外れてしまった中高年の方、役職定年となり元部下が上司になってしまった元上司の方、ラインから外れてしまって部下のいない役職者の方などです。

そしてほぼ50歳代の方々でした。

まだ定年まで、しばらく時間があります。

この50歳代の方々が、これから定年までどのように働きがいを感じて働いていくのか、本当に重要なことだと感じました。

 

また会社としても、社員構成比率の高いバブル期に大量採用された50歳代を、有効に活用することは、採用が困難になっている現状では、経営的にも非常に重要なことでもあります。

 

そこで今回は、中高年の方々の働きがいについて考えます。

 

50歳から人生を大逆転

 

【疎ましがられる中高年の方々】

50歳代の方々は、バブル期に採用され、バブル後の不安定な景気の中で、色々なことを犠牲にして、一生懸命頑張ってこられたと思います。

本当に、大変だったと思います。

またそれぞれに、沢山の経験を積み、様々な専門性を持たれています。

それが今になって、会社側の都合でラインから外されたり、役職を下げられたり、給料を下げられたりしています。

「今まで一生懸命やってきたのに、まだまだ頑張れるのに、なんでこの地位なの」

「これまでに成果もあげてきたのに、なんで給料を下げられるの」

「今になって、なんで俺なの」

など、本当に気持ち的に腐っていきがちです。

お気持ちはよく分かります。

 

しかしその気持ちが態度として仕事にも表れ、年下の上司や、周りの年下の同僚からも疎ましがられるようにもなっています。

残念ながら、年下からは非常に扱いにくい存在とされてしまっています。

そして、自分自身も組織の中で疎外感を感じてしまい、無意識に自分から離れてしまっています。

 

このような悪循環に陥っている方が、最近非常に多くなってきたと感じます。

 

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【中高年の方々の感じる働きがい】

しかしそのような50歳代の世代でも、セミナーに参加された方々のお話しから、仕事に働きがいを感じる部分もあるのだと気付きました。

その働きがい感じる仕事を一言でまとめると、「自分に存在価値を感じる仕事」ということだと思います。

そしてその「自分に存在価値を感じる仕事」とは、

・誰かに頼られている

・何かに貢献している

・人のお役に立っている

などの仕事であり、

・人に喜んでもらう

・人に認めてもらう

・人に褒められる

・人から評価をされる

ことで、存在価値を感じられるということでした。

つまり、存在価値は人と関わる仕事をすることで感じられるものだと、感じました。

中高年になってくると、自分のためにというよりは、誰かのために仕事をすることで、働きがいを感じるようです。

つまり自己満足では、存在価値は感じられないということです。

 

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【企業側の中高年の方々の活用方法】

企業側には、中高年の方々を活用するために、以下のような取り組みが必要だと感じました。

  • ラインから外れてもらったり、地位を下がってもらったりするときに、まずは過去の実績を称えるとともに、その方が持つ専門性を明確に認める。
  • 会社として、その専門性は確実に必要なことであることを伝える。
  • これから年下の上司の補佐役として、その人の持つ専門性を活かしたサポートを期待する。
  • そして年下の上司が更に活躍し、その部門を活性化させることが、その方の今後の使命であることを伝える。

このような働きかけを行うことで、中高年の方々は、相手のために頑張ろうと、更にイキイキと活躍できるのではないかと感じました。

 

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【中高年の方々ご自身の意識】

そして中高年の方々ご自身も、自ら会社の、そして相手のお役に立つ仕事を見つけていくことも、重要であると感じます。

これは、社内で腐っていては見つかりません。

やはり、前向きな気持ちで仕事に取り組み、年下の上司や同僚とのより良い関係性の中で、見つかるものです。

会社に貢献したい、何かお役に立ちたい、という前向きな気持ちを年下の上司に伝えて、謙虚な姿勢で仕事の指示を受けるようにしましょう。

それが、働きがいのある仕事につながっていきます。

年上だからと言って、決して偉そうにはしないようにしましょう。

 

《きらきらschoolの挑戦》すべては自分次第「50歳から自分を売る」

 

【おわりに】

50歳代の方々がリタイアするには、まだまだ時間があります。

会社側も、その世代の方々に今後も戦力としての活用を考えることとは、経営的に非常に重要なことです。

中高年の方々ご自身も、自分自身が働きがいを持って、よりイキイキと仕事をするために、自ら前向きに、そして謙虚な姿勢で仕事に取り組むことが、非常に重要です。

そして会社側の取り組みと、中高年方々の意識が合致すると、より強いパワーが生まれてくると感じます。

 

中高年の皆さん、まだまだこれからです。

皆さんの力は、まだまだこれから必要です。

一緒に頑張っていきましょう!

 

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