「働く」ことを考える課

「働く」ことに悩んでいる人たちに、少しでも勇気や元気を持ってもらえるように、「働く」ことを前向きに、そして色々な視点で考えていきます。

「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」の関係性

time 2017/09/22

「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」の関係性

【「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」の関係性】

 

組織にはリーダーがいます。またリーダーをフォローするフォロワーがいます。

組織を活性化するためには、リーダーは「リーダーシップ」を、そしてフォロワーは「フォロワーシップ」を発揮することが大切です。

今回はこの、「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」の関係性について考えます

 

【リーダーとしての役割】

組織には当然リーダーがいます。

リーダーの役割は、リーダーシップを発揮して組織を引っ張ることです。

リーダーシップとは、英語でleadershipと書きます。leadershipが足されて出来た言葉です。つまりshipは船ですから、船をリードしていくことが、リーダーシップということです。

船をリードするのは船長です。この船長の役割を見てみると、リーダーシップについての理解が深まります。

船長はお客様を目的地に無事にお届けするために、乗組員に安全な航海を指示します。風向きや天候、そして海外の情勢など、様々な情報を整理して判断し、船を安全な航海に導いています。

まさにリーダーシップだと思います。

 

※リーダーシップ 参考になる本

【新版】グロービスMBAリーダーシップ [ グロービス経営大学院 ]

 

【フォロワーとしての役割】

ではリーダーである船長がリーダーシップを発揮すれば、船は安全な航海が出来るかと言うと、決してそうではありません。

船長が指示したことは、乗組員が実務として船を操縦します。

そして船長をリーダーとしたら、乗組員はフォロワーです。フォロワーとは、リーダーをフォローする部下やチームメンバーのことです。

フォロワーがリーダーの言っていることをよく理解し、現場で実行に移さなければ、安全な航海とはなりません。

このようにフォロワーがリーダーの示した方針を、具体的に行動に落とし込むことをフォロワーシップと言います。

フォロワーシップとは、英語でfollowershipと書きます。

つまり、船長の示した船の動きをフォローして操縦していくことが、フォロワーシップであるということです。

このように船長であるリーダーと、乗組員であるフォロワーが、お互いの役割や責任をしっかりと果たすことで、安全な航海につながります。

 

※フォロワーシップ 参考になる本

ザ・フォロワーシップ 上司を動かす賢い部下の教科書 [ アイラ・チャレフ ]

 

【重要なフォロワーシップ】

これは組織でも同様の構図です。

リーダーは、組織が目的や目標を達成するために、方針や戦略などを示します。

それに対してフォロワーである部下が、リーダーの言っていることを理解し、具体的な行動に落とし込まなければ、組織は動きません。

成果をあげている組織、明るく元気な組織、活き活きと働いている組織、など活性化している組織は、フォロワーの存在とその果たしている役割が大きく影響していると感じています。

一説によると、リーダーが組織に及ぼす影響は1~2割で、残りの8~9割はフォロワーが影響を及ぼしているそうです。

この説は、色々な組織と関わらせていただいた経験から、十分に納得できます。

そして改めて、フォロワーの役割は非常に重要で、責任も重大であると感じています。

 

※リーダーシップとフォロワーシップ 参考になる本

リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは [ 中竹竜二 ]

 

【残念な組織】

時々、フォロワーがリーダーに反発し、なかなかリーダーの言っていることが浸透しない組織を見ることもあります。

当然リーダーにも問題はありますし、リーダーの責任は当然重いとも思います。

しかし、もしリーダーの抜けているところや漏れているところなどをカバーできる、優秀なフォロワーがいたとしたらその組織は全く変わるのに、と思うこともしばしばあります。

非常に残念な組織ですが、これは決してリーダーだけの問題ではなく、フォロワーの問題でもある感じています。

 

 

【まとめ】

組織を動かすためには、リーダーはリーダーシップを発揮する、フォロワーはフォロワーシップを発揮するという、お互いの役割を理解し、それぞれの責任を果たすことが、本当に重要なことと、改めて感じているところです。

 

 

【格言 リーダーシップとフォロワーシップ】

「最も優れた人は、万人の召使いにもなれる人である」(ナポレオン・ヒル) 

「リーダーは、行き先やビジョンをを示すだけでなく、そこに共感を得ることが大事。なぜそこに行くのか?そこに行くとどんなにいいことが待っているのか?みんなにそこに一緒に行きたいと思ってもらうことが、リーダーの条件だ」(星野桂路) 

「優れたリーダーとは、優秀な才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。率いられていく人々に、自分たちがいなくては、と思わせることに成功した人でもある」(塩野七生) 

「リーダーと現場の従業員が、日々の仕事の中で、採算を高めようとして努力することが、会社全体の採算を向上させていくのである」(稲森和夫) 

「結局、リーダーシップはフォロワーシップと相互依存関係にあって、良い部下がいるから上司もリーダーシップを発揮できる面があります。だからリーダーが戦略を突然変えたときも、そういうものだと受け止めて責め立てたりしないほうがいい」(田中良和) 

「組織はリーダーばかりでは成立しません。僕はリーダーシップとフォロワーシップの2つを持たないと真のリーダ-シップは発揮できないんじゃないかと思います」(柳井正) 

「リーダーについて唯一の定義が、付き従う者がいることである」(ピーター・ドラッカー)

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