「働く」ことを考える課

「働く」ことに悩んでいる人たちに、少しでも勇気や元気を持ってもらえるように、「働く」ことを前向きに、そして色々な視点で考えていきます。

上司として部下としての立場と役割の微妙なさじ加減

time 2017/12/08

上司として部下としての立場と役割の微妙なさじ加減

【上司として部下としての立場と役割の微妙なさじ加減】

 

組織には上司と部下がいます。

それぞれに立場と役割が与えられます。

そして、その立場と役割は、所属する組織の中で、仕事をする関係性の中で与えられるものです。

つまり、その立場と役割は、組織の中でのみ有効となります。

ですので、組織以外で、また仕事以外の関係性の中では、その立場と役割は無効となります。

この、立場と役割の、微妙なさじ加減を、今回は考えていきます。

 

【上司として立場と役割を考える】

上司は部下を育成し、部下のことを評価する立場であり、そしてそれが上司として果たす役割です。

上司という立場だからこそ、部下を育成するために、嫌なことを言わなければなりません。

上司という立場だからこそ、部下の評価を、嫌でもしなければなりません。

そしてこれは、所属する組織の中で、仕事という関係性の中での、立場であり、役割です。

つまり、その組織の中で、仕事の中で行われることです。

ですので、上司は、組織以外で、そして仕事に関係のないところで、部下のことを育成も評価もしてはいけません。

また組織の中でも、仕事とは関係のない、部下個人の人間性や人格などを育成したり、評価したりしてはいけません。

上司も個人に戻ったら、立派な人間性や人格を持ってはいないはずです。

個人として、個人のことをとやかく言ってはいけません。

また上司は、組織の中では部下より偉い立場ですが、個人としては、決して部下より偉い立場ではりません。

そのことを理解しないで、個人としても部下に色々と偉そうな態度を取られる方が多いですが、上司とは組織の中でのみ有効な立場であることを、しっかりとわきまえておきましょう。

この立場をわきまえておかないと、逆に上司の人間性や人格が疑われます。

 

【部下として立場と役割を考える】

部下は部下の立場として、組織の中では、上司が決定したこと、上司が指示を出したことには、従わなければなりません。

嫌いな上司の場合でもそうです。

色々な不満も理解できます。

しかし、所属する組織の中では、上司は上司という責任のある立場と役割の中で判断し、部下に指示を出しています。

そして部下は、上司に従って仕事に取り組む立場であり、上司の意向に沿った仕事をする役割を持ちます。

そのために不満ではなく、意見を述べることも、部下として当然必要な役割です。

組織の中では、その立場と役割を理解して、仕事に取り組んでいきましょう。

組織の中に、そして仕事の中に、自分の感情を持ち込むことは、絶対に控えましょう。

 

【組織の中で立場と役割を考える】

再雇用制度や能力主義で、これまで上司だった人が部下になったり、年下やこれまでの部下が上司になったりする時代です。

非常にやりにくい組織になっているのも事実です。

しかしどのような場合でも、組織の中の、そして仕事という関係の中での立場と役割を、十分に理解して仕事をするようにしましょう。

年上の部下を持った場合、組織では自分が上司でも、個人としてはその部下は人生の先輩です。人生の先輩ということを敬いながら接するようにしましょう。

また、年下が上司になった場合や、これまでの部下が上司になった場合は、自分は人生の先輩であっても、以前は自分が上司であったとしても、現在のその組織の中では、自分は部下です。

自分は部下として、上司を立てて、また上司として敬って接していきましょう。

色々な感情が生まれてくるのは十分に理解できます。

そんなに簡単に割り切れないという声も聞こえてきます。

しかし大人として、社会人として、組織人として、ここはきっちりとわきまえるところです。

もし、わきまえることが出来ないのであれれば、その組織には残らない方が、その組織のためでもあり、自分のためでもあります。

その場合は、今後の自分の身の振り方を考えましょう。

 

【まとめ】

立場と役割は、その組織の中の、仕事という関係性の中でのみ通用することです。

上司の方は、決してはき違えてはいけません。仕事以外まで、上司と部下の関係を引きずってはいけません

部下の方は、その組織に所属をするなら、年下であっても、これまでは部下であっても、上司を上司として立てて敬っていきましょう。

 

そのお互いの関係性が出来れば、どの組織でも、良い関係の中で仕事が出来るようになります。

 

大人として、社会人として、組織人として、上司との、また部下との、それぞれの接し方を考えていきましょう。

 

感情的には辛いこともありますが、立場と役割を理解して、良い仕事につなげていきましょう。

頑張りましょう!

 

 

※上司と部下の関係について、参考になる本

部下が自分で考えて動き出す 上司のすごいひと言

どんな年上部下でも一緒に働きたくなる上司のルール

モヤモヤ職場 「ウザい上司」と「シケた部下」をスッキリさせるために

部下論: 上司に評価される20の法則

上司力×部下力 定時に帰って成果が出る仕事術

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