「働く」ことを考える課

「働く」ことに悩んでいる人たちに、少しでも勇気や元気を持ってもらえるように、「働く」ことを前向きに、そして色々な視点で考えていきます。

初頭効果と親近性効果で相手の印象をグッと良くする

time 2017/10/06

初頭効果と親近性効果で相手の印象をグッと良くする

「初頭効果と親近性効果で相手の印象をグッと良くする」

 

初頭効果と親近性効果という言葉は、あまり聞きなれない言葉だと思います。

しかしこの二つの効果について理解し、そしてこの効果を有効に活用することで、相手の印象がグッと良くなります。

今回は、この初頭効果と親近性効果について考えていきます。

 

【初頭効果とは最初の印象】

初頭効果とは、物事は最初が印象に残りやすく、影響を受けやすいという現象です。

つまり、最初の段階で相手に与えた自分の印象は、相手にとってインパクトが強く、そのまま自分の印象として残ってしまうということです。また、一度相手に与えた印象は、その後なかなか変えにくくなります。

初頭効果は、最初に出会った瞬間の重要性を教えてくれています。

メラビアンの法則では、第一印象は視覚情報と聴覚情報で90%以上が決まるとされています。つまり見た目と挨拶で、初頭効果はほぼ決まるということです。

ですので、出会った瞬間に相手に好印象を与えるために、出会った瞬間の最初には好印象を与えることに集中することが本当に重要です。特に意識しておきましょう。

そしてこれは初めて会う人だけでなく、何度も会う人に再開した瞬間も注意をしなければならないことです。

 

何度も会っている相手だからと言って、会ったときに疲れた表情などを見せたりすると、「疲れているなら言わないでおこう」などと思われます。

また何度も会っている相手だからと言って、ちょっと挨拶を怠ったりすると、「何か今日はおかしいから、あまりしゃべらないでおこう」などと思われます。

再開した瞬間に相手に与えた印象が悪いと、相手が出す情報量は格段に減っていきます。

 

逆に出会った瞬間に、自分の元気の良い姿を見せることが出来たら、相手は安心して色々な話しをしてくれます。その日の会話は非常に盛り上がり、情報をドンドン引き出せます。

第一印象を良くするためにも、また再開したときの印象を良くするためにも、この初頭効果は意識しておきたいことです。

 

【親近性効果とは最後の印象】

親近性効果とは、初頭効果とは逆に、物事の最後が印象に残りやすく、影響を受けやすいという現象です。

もし最初に出会った瞬間に、何か失敗をして相手に不快な思いをさせたとしても、最後の別れ際にしっかりと良い印象を与えることで、最初の失敗を挽回できるということです。

しかし狙うのは、初頭効果で良くした印象を更に良くするために、親近性効果を効果的に活かすことです。

そして親近性効果を効果的に活かすためには、別れ間際に何か気の利いた一言を、いかに相手に伝えられるかがポイントです。

例えば、

「そう言えば、御社に入った瞬間に、皆さん立ち上がって非常に気持ちの良い挨拶をしていただきました。よく教育されていますね。」

「本日は○○様とお話しできて本当に勉強になりました。また次回もお話しできることを楽しみにしています。」

「本当に御社の取り組みは素晴らしいと感じました。御社のお役に立てるように、精一杯頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

など、何かその相手とお話しして良かった印象を最後に伝える、これは非常に効果的です。

少し高度なテクニックになりますが、このように最後に伝える決め台詞を意識しながら、商談や面談を行います。

 

【おわりに】

初対面だけでなく、再開する場合、また商談や面談、プライベートの場など色々な場面で、この初頭効果と親近性効果を有効に活用するのは、相手の印象をグッと良くする大きなポイントとなります。

この効果を知っているのと、知らないのとでは大きな違いがあります。

こちらをご覧いただいた皆さんは是非、最初と最後の効果を意識して、よりご自身の印象を良くすることで、仕事の成果につなげていただきたいと思います。

 

【初頭効果と親近性効果 参考書籍】

人を動かす心理学

セイラー教授の行動経済学入門

第0印象 ― 第一印象に備える自分のつくり方

評価が9割アップする第一印象のルール

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド (祥伝社新書 105)

出会いをドラマに変える2分の法則―第一印象の心理術

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