「働く」ことを考える課

「働く」ことに悩んでいる人たちに、少しでも勇気や元気を持ってもらえるように、「働く」ことを前向きに、そして色々な視点で考えていきます。

リーダーの判断力を左右する事実確認の方法

time 2017/12/06

リーダーの判断力を左右する事実確認の方法

【リーダーの判断力を左右する事実確認の方法】

 

リーダーには、正しい判断をするという判断力が、必要なスキルとして求められます。

そして正しい判断をするためには、正確に事実確認をする必要があります。

この正確な事実確認が、正しい判断につながります。

つまり判断力は、正確な事実の確認度合いに比例するのです。

 

そして部下は、リーダーが正しく判断しているかどうかをよく見ています。

そのリーダーの判断力により、部下からの信頼度も変わってくるのです。

そういう意味でも、判断力はリーダーにとって、とても必要なスキルとなります。

 

今回は、判断力を左右する、事実確認の方法について、考えていきます。

 

【三現主義から正確に事実確認をする】

まず正確に事実確認をするためには、三現主義に基づき行動することです。

三現主義とは、「現場」「現物」「現実」の三つの「現」を重視する考え方です。

現場:現場に足を運び、場を見る

現物:現物を手に取り、物を見る

現実:現実を目で見て、実を見る

このように、現場で現物、現実を見たうえで、事実確認をするということは、事実を正確に把握するためには、非常に重要なことです。

机上での事実確認は、想像や感情などが入るため、事実を正確に把握出来ません。

やはり三現主義に基づいて確認することが、正確に事実確認をするための、一番の方法になります。

 

【机上で正確に事実確認をする】

しかしリーダーの仕事は忙しいです。

「全ての判断を三現主義で出来るわけがない!」

「いちいち、現場に行けないよ!!」

という怒りの声が聞こえてきそうです。

それでもリーダーは、正しい判断をするために、正確に事実確認をする必要があります。

この場合は、どうしても机上で事実を把握することになってしまいます。

リーダーにとって、このように机上で把握する機会の方が、実は多いのかも知れません。

ここでは、その机上で把握するためのポイントを考えます。

 

【部下の報告から想像を排除する】

机上では、主に部下からの報告に基づき、事実確認をします。

つまり、部下からの報告の内容が、事実を把握するための、重要な材料となるわけです。

しかし、部下の報告内容には、しばしば部下の想像が入るものです。

 

例えば、このような報告を受けます。

リーダーのあなたは、どのように対応しますか。

「今回は、A社に取られました。おそらくA社は安かったんだと思います。次回は、値段をもっと下げて提案したいと思います。」

 

「おそらく」という言葉が入った時点で、想像が入っています。

それ以外でも「たぶん」や、「だと思います」「のはずです」などの言葉が報告の中に入ったら、まず疑いましょう。

ここは、事実を把握するために、部下の想像を排除する必要があります。

 

「A社が安かったって、どうしてそう思うの。」

「A社が安いということを、どこで知ったの」

などの質問から、報告内容の根拠を確認し、想像を排除していきましょう。

 

【「ビデオ再現法」で正確に事実を把握する】

リーダーが、部下の報告から正確な事実確認をするために、有効な方法があります。

 

それは、

「お客様に言われた言葉を、その言葉通り言ってみて」

「お客様の態度を、ここでそのまま再現してみて」

など、部下に再現させる方法です。

 

ビデオに録画したみたいに再現させるということで、これを「ビデオ再現法」と言います。

この「ビデオ再現法」を活用することで、想像を排除させた状態で、事実を正確に把握することが出来ます。

 

【まとめ】

事実確認の一番良い方法は、三現主義に基づく行動です。

しかしそれが無理な場合でも、工夫一つで正確な事実確認を行うことが出来ます。

特に「ビデオ再現法」は有効な方法ですので、忙しいリーダーは、是非活用してください。

そして正しい判断につなげて、部下からも信頼されるリーダーになっていただきたいと思います。

 

リーダーの仕事は非常に忙しく、責任もあり大変ですが、一緒に頑張っていきましょう!

 

 

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