「働く」ことを考える課

「働く」ことに悩んでいる人たちに、少しでも勇気や元気を持ってもらえるように、「働く」ことを前向きに、そして色々な視点で考えていきます。

日大アメフト部の監督とコーチから、リーダーの責任について考える

time 2018/05/25

日大アメフト部の監督とコーチから、リーダーの責任について考える
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【日大アメフト部の監督とコーチから、リーダーの責任について考える】

 

【リーダーの責任について考える】

日大アメフト部の問題が話題になっています。

特に今回の大学側の対応、そして監督とコーチの会見内容には、非常に憤りを感じるとともに、たくさんの学びをいただくことが出来ました。

そしてそのたくさんの学びの中で、今回は、リーダーの責任について考えてみました。

 

はじめてリーダーになる君へ

【日大アメフト部とは】

まず日大アメフト部とはどういう部なのかを見てみましょう。

日大アメフト部は、「日本大学フェニックス」というチーム名で登録されています。

1940年に創部し、アメリカンフットボールの大学日本一を決める「毎日甲子園ボール」では、2017年までに実に21回も優勝をしています。

ちなみに関学アメフト部は、「関西学院大学ファイターズ」というチーム名で登録され、「毎日甲子園ボール」では、2017年までになんと28回も優勝をしています。

この両校の優勝回数の多さより、「東の日大、西の関学」と言われています。

 

【日大アメフト部の問題】

2018年5月6日に行われた日大・関学定期戦で、日大の選手が悪質な反則行為で、関学の選手を負傷させました。

この様子は、毎日のようにテレビで放映されていますので、皆さんもご存知かと思います。

 

そしてその反則に至った経緯、またこの試合の後の対応が、更に問題を大きくしています。

 

日大の選手は、5月22日に記者会見を行いました。

謝罪とともに真実を語りました。

また正直に自分の気持ちを語りました。

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非常に勇気のある行為です。

誠実で真摯なその姿には感動すら覚えました。

会見内容も非常に納得感を得られるものでした。

 

その翌日の23日、日大アメフト部の監督とコーチが記者会見を行いました。

なぜ選手の後に会見を行うのか、そもそも選手と大学が別々に会見を行うこと自体、どうなんだと思いました。

また、選手を守るべき立場の監督やコーチが、選手の会見内容を否定するなんて、とんでもないとも感じました。

当然、会見の内容は、全く納得できるものではありませんでした。

 

更に25日、日大は学長が記者会見を開きました。

既に、5月6日から19日も経っています。

本当に大学の対応は、後手後手に回り、能動的な対応とはとても言えません。

大学側も動かざるを得ませんが、今さら動いても、どうにも信頼は逆に落ちるばかりのようにも感じます。

本当に問題が発生したときの、初動の重要性を感じます。

 

【記者会見での双方の食い違い】

記者会見では、以下のような双方の主張に食い違いがありました。

【双方の主張①】

選手の主張①

「監督が『相手のクオータバックを1プレー目でつぶせば、(試合に)出してやる』と言っていると、コーチから伝えられた。『ケガをさせろ』という意味で言っていると認識した。」

監督の主張①

「私からの指示ではない。」

コーチの主張①

「クオータバックをつぶしてこいと言ったのは事実。ケガをさせることを目的としては言っていない。思い切り行かせるために言った。」

【双方の主張②】

選手の主張②

「コーチから『相手のクオータバックがケガをして秋からの試合に出られなかったらこっちの得だろう』と言われた。」

コーチの主張②

「(相手クオータバックが)つぶれたら損とか得とかという話しはしていない。」

【双方の主張③】

選手の主張③

「監督からは『(ラフプレーを)やらなきゃ意味ないよ』と言われた。」

監督の主張③

「言っていない。」

【双方の主張④】

選手の主張④

「監督から大学日本代表を辞退するように言われた。」

監督の主張④

「あの時点で選手を代表から外していないはず。」

 

ここから、今回の問題を仕事に置き換えて、リーダーの責任について考えていきます。

 

【指示する立場の責任】

よく職場内で、リーダーから聞く言葉です。

「ちゃんと言っただろう!」

「何度も教えたつもりだ!!」

「お前も聞いているはずだ!!!」

 

指示したとおりに部下が動かない、教えたことが伝わらない、というような現象です。

この場合、怒られるのは部下です。

 

しかし、私はこう考えます。

指示したとおりに部下が動かいのは、リーダーの指示の仕方に問題があるのです。

また教えたことが部下に伝わらないのは、リーダーの教え方に問題があるのです。

つまりリーダーの問題なのです。

 

そして部下に正確に理解させ、指示どおりの行動をさせるのは、リーダーとしての責任でもあります。

部下を責めるのは、リーダーとしての責任を放棄しているということになります。

この責任を全うするためには、以下のことをリーダーが行う必要があります。

①指示したこと、伝えたことを、メモに取らせる。

②メモに取ったことを復唱させる。

③今後どのような行動をするのか、5W1Hで報告させる。

④行動の結果を報告させて、指示したとおりのことが出来たかどうかを検証する。

 

今回の日大アメフト部の問題も、以下のようなやり取りが必要でした。

コーチ「相手のクオータバックをつぶしてこい。」

選手「相手のクオータバックをつぶすんですね。」

コーチ「おう、どのようにつぶすか言ってみろ。」

選手「はい、後ろから思いっきりタックルをして、ケガをさせます。」

コーチ「違う。ケガをさせろということではない。ボールを持ったクオータバックに、勇気を持って、前から堂々とタックルをして、相手のプレーを止めろということだ。」

選手「分かりました。ボールを持ったクオータバックに、前から思いっきりタックルします。」 

 

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

【社員の人生を背負う責任】

今回の会見で選手は、「アメフトが好きではなくなった。もうアメフトはやらない」とも言っています。

今回の問題で、選手の人生が変わってしまいました。

監督とコーチが、選手の人生を変えたのです。

監督とコーチは、選手の人生を背負っているのです。

監督とコーチの役割は、それだけ責任が重いのです。

 

仕事でもそうです。

会社は、そしてリーダーは、社員の人生を背負っています。

リーダーの一言で、社員の人生は変わってきます。

それだけ会社、そしてリーダーには、社員の人生を背負っている責任があるのです。

非常に重い責任です。

その重い責任を感じながら、社員と接していただきたいと、強く思います。

その重い責任を感じながら、発言する一言一言を考えて欲しいと、強く思います。

 

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

【周りへの影響に対応する責任】

今回の問題では、日大の在校生、卒業生、そしてその家族、更に大学の教職員、また大学の付属校などの関連する学校など、日大関係者は非常に辛くて嫌な思いをされています。

またアメフトの関係者、更にはスポーツに関係する人たちも、非常に嫌な思いをしています。

日大の監督は「全て監督の自分の責任」と言っていますが、自分の責任だけでは終わらないところまで、今回の問題は広がっています。

今回の問題では、自分たちだけでなく、周りの関係者のことも考えた対応が必要でした。

監督やコーチの対応を見ていると、どう見ても自分たちのことしか考えていないように思います。

 

問題を起こすと、それだけ周りに影響を及ぼすということを、リーダーは考えておかなければなりません。

そして問題が起きたら、その周りへの影響を考えた対応をしていかなければなりません。

その対応もリーダーの責任なのです。 

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【頑張れ!宮川泰介選手】

今回の日大アメフト部の問題の、選手の名前は宮川泰介さんです。

まだまだ将来のある20歳の若者です。

今回の問題で、決して腐らず、逆に学びに変えて、今後の人生を前向きに歩んで欲しいと思います。

頑張れ!宮川選手!!

 

そしてその宮川選手の今後を、少しでも考えた大学の、そして監督とコーチの対応を、これからは期待したいと思います。

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