「働く」ことを考える課

「働く」ことに悩んでいる人たちに、少しでも勇気や元気を持ってもらえるように、「働く」ことを前向きに、そして色々な視点で考えていきます。

雇用形態が多様化する中での、人事管理について考える

time 2019/06/15

雇用形態が多様化する中での、人事管理について考える
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【雇用形態が多様化する中での、人事管理について考える】

【管理職の人事管理】

管理職の皆さんは、日々、部下の様々なことの管理で、本当に大変なことと思います。

また、盛んに「働き方改革」という言葉が使われるようにもなりましたし、人の価値観も多様化してきました。

そのような状況で、雇う側は、個人に合わせた多様な働き方を、受け入れなくてはならなくなってきています。

個人に合わせた多様な働き方を、受け入れるということは、個人の様々な制約を、受け入れるということです。

つまり、働き方に制約をもつ、いわゆる「制約社員」を、受け入れなくてはならなくなってきているのです。

このように、雇用形態が多様化する中での、管理職の皆さんが押さえておくべき、人事管理の基本を、今回は、考えていきます。

人事管理 — 人と企業,ともに活きるために (有斐閣ストゥディア)

【事例から考える人事管理】

ある営業会社の、営業所を事例に考えましょう。

あなたは、その営業所の所長です。

営業所には、以下のような社員が勤務しています。

さて、あなたは、どのように考えますか?

【営業担当】

Aさん:親の介護をしているため、残業や宿泊を伴う出張ができません。

Bさん:独身男性で、特に制約もなく、働いています。

Cさん:この会社を定年退職し、再雇用制度を利用して働いています。一時期、あなたの上司であった時期もあります。

【事務担当】

Dさん:育児休業から復帰したばかりで、1年間は、勤務時間を短縮して、働くようになりました。

Eさん:独身女性で、特に制約もなく、働いています。

このような、「制約社員」と「無制約社員」が混在する中、以下のような状況が発生しています。

【残業や宿泊の制約】

Aさんは、残業や宿泊を伴う出張ができないので、遠方エリアの営業は、Bさんが担っています。

Bさんは、移動時間の長さから残業も多く、また宿泊を伴う出張も、Bさんに集中しています。

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Aさんの制約分を、Bさんがカバーしているのです。

必然的に、Bさんの負担が増えているのです。

【定年後再雇用社員の活用】

Cさんは、もう、年も年だけに、若手社員と比べると、仕事の効率は下がります。

また、以前のような、やる気も感じられません。

更に、元上司で、年上の部下でもあり、仕事の指示を出すのにも、非常に気を使います。

ただし、Cさんも一人の営業マンとして、一人分の売上目標を、会社からは与えられています。

若手社員と同じように、結果を出してもらわないと困るのです。

結局、所長である自分が、Cさんをフォローすることとなり、自分のストレスが増えてきました。

白髪も増えてきました。

【時短勤務の制約】

Dさんは、小さなお子さんを抱えながら、仕事をしています。

時短勤務だけでなく、お子さんの体調が悪い時など、どうしても急なお休みが発生してしまいます。

Dさんが、時間的に終わらなかった仕事や、急に休んでしまったりしたときの仕事は、Eさんがフォローをしています。

その分、Eさんの時間外や休日出勤が増えてきています。

必然的に、Eさんの負担が増えているのです。

正社員消滅時代の人事改革─制約社員を戦力化する仕組みづくり

【人事管理の基本】

人事管理の基本は、雇い手、つまり会社側と、働き手、つまり社員側との、ニーズをマッチングすることです。

営業所長として、中間管理職のあなたは、雇い手としての会社側のニーズと、働き手としての社員側のニーズをマッチングさせなければならないのです。

【雇い手 会社側のニーズ】

会社側のニーズは、会社の目的・目標を達成することです。

そして、就業規則や各種制度に則って、就業してもらうことです。

【働き手 社員側のニーズ】

人が働くためは、それぞれに背景があります。

Aさんには親の介護、Cさんには再雇用、そしてDさんには育児、という背景がありました。

当然、営業所長のあなたにも、Bさんにも、Eさんにも、それぞれに背景があるはずです。

ただ、あなたとBさん、そしてEさんには、仕事を制約するほどの背景がないだけのことなのです。

社員側のニーズは、個人の背景に合わせて生まれてきます。

つまり、個人により、ニーズは全く違ってくるのです。

【営業所長の役割】

人事管理の基本は、会社側のニーズと、社員側のニーズとを、マッチングすることです。

営業所長のあなたには、社員それぞれの背景を理解し、それぞれの背景に合わせて、会社の就業規則や各種制度の範囲内で配慮しつつ、会社の目的・目標を達成させることが、役割として求められるのです。

多様化する雇用形態の人事管理

【人事管理に必要なこと】

では、人事管理の基本の、会社側のニーズと、社員側のニーズとをマッチングさせるために、何が必要なのでしょうか。

【会社と社員の話し合い】

それは、社員と話し合い、会社と社員の双方が、合意できる落としどころを見つけることです。

それしか、ありません。

会社側はここまで妥協できる、社員側はここまで妥協できるという、双方の歩み寄りがなければ、人事管理は成り立たないのです。

【お互い様の企業風土】

そして、社員内には、お互い様、という意識の下、協力し合う風土が必要です。

制約のある社員は、その制約が認められることを、当然と思ってはいけません。

無制約の社員も、今は無制約でも、いつか制約ができるかも知れません。

全てが、お互い様なのです。

その、お互い様の精神が、社内に植え付けられたとしたら、それで、人事管理は成り立つのです。

厳選100項目で押さえる 管理職の基本と原則

【おわりに】

人事管理に必要なことは、実は、チームで仕事をするうえでの、基本的な考え方なのかも知れません。

よく話し合い、そして、お互い様の意識で、より良い組織を作っていきましょう。

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